新型コロナワクチン 65歳 自己負担はいくら?2026年度 大阪・泉州12市町

公開日:医療・健康

執筆:汐谷 那々子

2026年度(令和8年度)の新型コロナワクチン定期接種が、10月1日から大阪府泉州地域(大阪・泉州)の12市町で始まっています。対象は65歳以上の人などで、窓口で払う自己負担額や接種できる期間は市町ごとに決められています。この記事は2026年10月22日時点の各市町の公式情報をもとにしています。

国の制度の概要

新型コロナワクチンは、2024年度から予防接種法のB類疾病として定期接種になっています。全額公費による接種は2024年3月31日で終わり、定期接種では各自治体が設定した自己負担額がかかります(厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」)。

2026年度について、厚生労働省は次のように示しています。

厚生労働省の案内では、接種場所や費用は住民票のある市町村に問い合わせるよう書かれています。確認した厚生労働省のページには、2026年度に国が接種費用を助成するという記載はありませんでした。

泉州12市町の自己負担額と接種期間の一覧

市町

自己負担額/接種期間

補足

高石市

7,800円/10月1日〜2027年1月31日

市内の指定医療機関。生活保護世帯は医療券などを窓口に提出

泉大津市

10,890〜12,100円/10月1日〜2027年1月31日

ワクチンの種類で額が異なる。生活保護受給者は免除

忠岡町

8,000円/10月1日〜2027年1月31日

町内または泉大津市内の受託医療機関。生活保護受給者は事前申請で免除

和泉市

8,000円/10月1日〜2027年1月31日

生活保護受給者・市府民税非課税世帯は無料

岸和田市

8,000円/10月1日〜2027年1月31日

生活保護・市民税非課税世帯、身体障害者手帳1・2級などは無料

貝塚市

8,000円/10月1日〜12月31日

市民税非課税世帯・生活保護受給中は事前申請で無料

熊取町

8,000円/10月1日〜12月31日

町内の協力医療機関。住民税非課税世帯・生活保護世帯は免除

泉佐野市

8,000円/10月1日〜12月31日

泉州南部6市町の指定医療機関で接種可。非課税・生活保護世帯は免除

田尻町

8,000円/10月1日〜12月末

町内の協力医療機関。非課税・被保護世帯は事前申請で免除

泉南市

8,000円/10月1日〜12月31日

泉州南部6市町の指定医療機関で接種可。非課税・生活保護世帯は無料

阪南市

8,000円/10月1日〜12月31日

市の委託医療機関。生活保護世帯は無料

岬町

8,000円/10月1日〜12月31日

泉州南部6市町の指定医療機関。非課税・生活保護世帯は無料

接種期間の開始日はいずれも2026年10月1日です。金額は期間中に1回、指定の医療機関で受けるときの額です。

市町で違う点

  • 自己負担額:12市町のうち10市町が8,000円、高石市が7,800円です。泉大津市はワクチンの種類ごとに接種費用を示しており、ファイザー社12,100円、モデルナ社11,660円、第一三共社・武田社11,990円、Meiji社10,890円です
  • 接種期間の終わり:北部の高石市・泉大津市・忠岡町・和泉市・岸和田市は2027年1月31日まで、貝塚市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町は2026年12月31日までです。熊取町と泉佐野市は「医療機関の年内(12月)最終診療日まで」と書いています
  • 免除される人:生活保護世帯の扱いは12市町とも案内があり、高石市以外の11市町は免除・無料と明記しています(高石市は医療券などを窓口に出すよう案内)。市町村民税非課税世帯の免除は、和泉市・岸和田市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・岬町のページに記載があります。高石市・泉大津市・忠岡町・阪南市のページでは、免除の記載は生活保護世帯についてのみです。岸和田市は身体障害者手帳1・2級の人と中国残留邦人等支援給付を受けている人も無料としています
  • 接種できる医療機関の範囲:忠岡町は町内に加えて泉大津市内の受託医療機関でも受けられます。泉佐野市・泉南市・岬町は、泉佐野市・熊取町・田尻町・泉南市・阪南市・岬町の指定医療機関で受けられると案内しています。田尻町は、ほかの5市町の協力医療機関について健康課へ問い合わせるよう書いています

手続き・受けるときの注意

  • 各市町が公表している医療機関一覧を見て、医療機関に直接予約します
  • 非課税世帯などの免除は、無料券・免除証明書などを接種前に受け取る市町が多くあります。貝塚市・忠岡町は、接種後に申請しても助成や返還はできないと書いています
  • 期間外の接種や2回目の接種は任意接種となり、全額自己負担です。和泉市は2回目以降の自費額を1回16,000円前後と示しています
  • 入院・施設入所などで指定の医療機関以外で受ける場合は、接種前に依頼書などの手続きが必要です。手続きをしたうえで費用を立て替えた場合、多くの市町で上限額の範囲で払い戻しの申請ができます
  • 60〜64歳の対象者は、身体障害者手帳や医師の診断書などを医療機関に示します
  • 接種日や使用するワクチンは医療機関によって異なります。予約のときに確認してください

各市町の公式ページ

免除される人や医療機関の範囲を含めた市町ごとの違いは、泉州12市町の高齢者の新型コロナワクチン定期接種の自己負担の比較表で確認できます。

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