防災メール・LINE・アプリ一覧|大阪・泉州12市町の登録方法(2026年)

公開日:防災・安全

執筆:汐谷 那々子

各地で大きな地震が続き、地震や大雨のときに自分の住むまちの情報をどう受け取るかを見直す人が増えています。大阪・泉州の12市町では、屋外スピーカーの防災行政無線に加えて、放送内容を確認できる電話、防災メール、公式LINE、防災アプリなどで情報を届けています。この記事は2026年10月22日時点の各市町の公式情報をもとにしています。

大阪府と国のしくみの概要

大阪府内のどの市町村に住んでいても使えるのが、大阪府の「おおさか防災ネット」と「大阪防災アプリ」です。

  • 防災情報メール(おおさか防災ネット):touroku@osaka-bousai.net へ空メールを送ると登録の手続きができ、気象情報、地震・津波情報、土砂災害警戒情報、避難指示、避難所開設情報、国民保護情報などが市町村別に届きます。登録料は無料で、通信料は利用者の負担です(大阪府「防災情報メール」登録案内)
  • 大阪防災アプリ:大阪府が令和6年1月から提供しているスマートフォン向けアプリです。地震・津波情報、避難指示や避難所の開設・混雑状況、気象警報、ハザードマップなどを確認でき、差し迫った危険はプッシュ通知で知らせます。英語・中国語・韓国朝鮮語・やさしいにほんごにも対応しています(大阪府「大阪防災アプリの提供について」)
  • Jアラート(全国瞬時警報システム):弾道ミサイル情報、緊急地震速報、大津波警報など時間の余裕がない情報を、携帯電話の緊急速報メールや市町村の防災行政無線で国から住民まで瞬時に伝えるしくみです。緊急性の高い情報は防災行政無線が自動で放送されます(消防庁「全国瞬時警報システム(Jアラート)の概要」)

携帯電話の緊急速報メール(エリアメール)は登録なしで、その市町にいる対応端末に届きます。

泉州12市町の防災情報の受け取り方一覧

防災行政無線の放送が聞き取れなかったときに内容を確認できる電話番号と、各市町が独自に案内している主な配信手段です。おおさか防災ネットの防災情報メールと大阪防災アプリは12市町共通のため、表から省いています。

市町

放送内容を確認できる電話

主な配信手段(市町の案内)

高石市

050-5536-6954(通話料は利用者負担、24時間で削除)

登録制メール、公式LINE

泉大津市

0800-200-3890(通話料無料)

防災放送アプリ「コスモキャスト」、公式LINE、電話・ファクスでの受け取り

忠岡町

050-5212-5259(通話料がかかる、24時間以内)

ただおかメール、公式LINE、防災電話・ファックス配信サービス

和泉市

0725-47-4771(有料、最新の放送)

いずみメール(多言語あり)、公式LINE

岸和田市

072-426-0581(通話料がかかる、72時間以内)

公式LINE、防災情報自動配信サービス(電話・ファクス)

貝塚市

072-433-7119(通話料は利用者負担、24時間)

公式LINE、J:COM防災情報サービス

熊取町

0800-200-8980(無料、放送後120分間)

公式LINE(防災行政無線と同じ内容)、J:COM防災情報サービス

泉佐野市

072-479-3710(通話料は利用者負担)

登録制メール(10月13日から停止中)、公式LINE、防災情報配信サイト

田尻町

0120-947-443

たじりっちメール、公式LINE、J:COM防災情報サービス(町が助成)

泉南市

0800-200-3602(通話無料)

泉南市防災アプリ、公式LINE

阪南市

0120-931-516(放送後1時間)

阪南市情報配信サービス(電話・LINE・Facebook・X)、公式LINE

岬町

0120-492-009(通話無料、24時間)

防災情報メール(町内放送の内容も選べる)、公式LINE

市町で違う点

  • 電話の料金:泉大津市・熊取町・田尻町・泉南市・阪南市・岬町はフリーダイヤルまたは0800で始まる番号で、公式ページで通話料無料と案内している市町もあります。高石市・忠岡町・和泉市・岸和田市・貝塚市・泉佐野市は通話料がかかります
  • 聞き直せる期間:阪南市は放送後1時間、熊取町は放送後120分間、高石市・忠岡町・貝塚市は24時間、岸和田市は72時間以内と案内しています。和泉市は最新の放送内容を確認できるとしています
  • 市町独自の防災メール:高石市(登録制メール)、忠岡町(ただおかメール)、和泉市(いずみメール)、泉佐野市(登録制メール)、田尻町(たじりっちメール)があります。いずみメールは英語・中国語・ベトナム語・やさしい日本語などでも配信しています。岬町は、おおさか防災ネットの防災情報メールで町内放送の配信条件を選ぶと、防災行政無線の放送内容もメールで届きます
  • 防災無線の内容を見られるアプリ:泉大津市は防災放送アプリ「コスモキャスト」、泉南市は泉南市防災アプリを案内しています
  • 公式LINEで届く内容:熊取町は防災行政無線と同じ内容をLINEで配信しています。阪南市は阪南市情報配信サービスに登録すると、放送時に電話・LINE・Facebook・Xで放送内容が届きます。岸和田市・貝塚市は、防災など緊急度の高い情報は受信設定にかかわらず全員に配信すると案内しています
  • 固定電話・ファクスへの配信:泉大津市、忠岡町(防災電話・ファックス配信サービス)、岸和田市(岸和田市防災情報自動配信サービス)は、携帯電話を使わない人などに向けたサービスを案内しています
  • 家の中で放送を聞くサービス:熊取町・貝塚市・泉佐野市・田尻町は、防災行政無線の放送を専用端末で聞けるJ:COMの防災情報サービスを案内しています。田尻町は月額利用料の9割を町が助成しています

登録・利用するときの注意

  • メールの受信設定:防災メールは、迷惑メール対策で配信元のアドレスやドメインからの受信を許可してから登録します。登録は無料でも、受信にかかる通信料は利用者の負担です
  • LINEの受信設定:受信設定で受け取る分野を選べる市町があります。友だち追加のあとに受信設定の画面を確認しておくと安心です
  • 配信システムの停止:2026年10月、複数の自治体が使う防災メールの配信システムが不正アクセスを受けました。泉佐野市は10月13日から登録制メールとファックスによる配信を止めていて、復旧までは市ホームページ、市公式LINE、防災行政無線、エリアメールで確認するよう案内しています(泉佐野市「防災情報配信サービスの緊急停止について」、2026年10月22日に確認した時点で復旧の案内はありません)。高石市は市防災情報メールとテレホンサービスが10月15日に復旧したと案内しています。泉大津市は、電話・ファクスの配信サービスの登録者情報が漏えいした可能性があるとして、身に覚えのない連絡に注意するよう呼びかけています
  • 複数の手段を用意する:メール、LINE、アプリ、電話はそれぞれ届き方が違います。ひとつが使えないときに備えて、電話番号を控えておくなど複数の手段を用意しておくと、停電や通信の混雑のときにも情報を確かめやすくなります

各市町の公式ページ

12市町の配信手段と登録方法は、比較表のページでも並べて確認できます。泉州12市町の防災情報の受け取り方の比較表

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