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産後ケアの利用料はいくら?宿泊・日帰り・訪問|2026年度 大阪・泉州12市町

公開日:子育て・教育

執筆:汐谷 那々子

大阪府泉州地域(大阪・泉州)12市町の産後ケア事業の利用料は、2026年度(令和8年度)の市民税(住民税)課税世帯で、宿泊型(1泊2日・24時間)が2,500円から5,190円(忠岡町は33時間7,500円もあり)、日帰り型(1日)が750円から2,600円です。熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市は宿泊型4,000円・日帰り型1,900円、和泉市・岸和田市は宿泊型2,500円、高石市は宿泊型5,190円(1〜5回目はクーポンで2,690円)です。非課税世帯は和泉市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・岬町が無料で、泉南市は生活保護世帯のみ無料(非課税世帯は減額)、高石市・泉大津市・岸和田市・田尻町・阪南市は減額、忠岡町は課税世帯と同額(生活保護世帯のみ減額)です。大阪府のページ(更新日2026年10月15日)によると、12市町は2026年4月から大阪府の産後ケア事業の集合契約に参加しており、府内の参加施設を利用できます。2026年10月29日に各市町の公式ページで確認しました。

産後ケア事業とは(国と大阪府の制度)

  • 対象:出産後1年以内の母と子で、産後ケアを必要とする人です。初産・経産を問わず、流産や死産を経験した人、里帰り出産をしている人も対象として扱うよう示されています(こども家庭庁「産前・産後サポート事業ガイドライン 産後ケア事業ガイドライン」令和8年3月(PDF))
  • 3つの型:短期入所(宿泊)型、通所(日帰り)型、居宅訪問(アウトリーチ)型があります
  • 利用料:ガイドラインは、市町村が3つの型とも利用料を徴収できるとしたうえで、すべての利用者を対象に、世帯の所得の状況(住民税非課税かそれ以外かなど)に応じた利用料の減免を講じるよう努めることとしています
  • ガイドラインの改定:令和6年の子ども・子育て支援法の改正で産後ケア事業が地域子ども・子育て支援事業に位置付けられたことなどを踏まえ、2026年3月に改定されました
  • 大阪府の集合契約:大阪府は2026年4月1日付で府内市町村をとりまとめ、産後ケア事業の実施施設と集合契約を結びました。府内43市町村のうち34市町村が参加しており、府のページの参加市町村の窓口一覧に大阪・泉州12市町がすべて載っています(大阪府「産後ケア事業について」)
  • 実施者:お住まいの市町村です。申請は住んでいる市町で行い、施設ごとに受け入れる月齢が異なります

2026年10月29日に、こども家庭庁のガイドラインと大阪府のページで確認しました。

大阪・泉州12市町の産後ケアの利用料の一覧

各市町の産後ケア事業の案内ページ(ページから開く案内PDFを含む)に書かれている、2026年度(令和8年度)の課税世帯の1回あたりの自己負担、非課税世帯の負担、利用できる回数です。2026年10月29日に各市町の公式ページで確認しました。

市町

宿泊型(1泊2日)

日帰り型(1日)

訪問型(1回)

非課税世帯の負担

利用できる回数

高石市

5,190円(1〜5回目は2,690円)

2,600円(1〜5回目は1,300円)

1,000円(1〜5回目は500円)

宿泊1,300円・日帰り650円・訪問500円

宿泊・日帰り・訪問 各7回

泉大津市

3,100円

7時間1,500円・9時間2,000円

2時間500円・3時間750円

宿泊600円・日帰り300円/400円・訪問100円/150円

種類を問わず合わせて7日(泊)

忠岡町

24時間5,000円・33時間7,500円

7時間2,000円・9時間2,500円

2時間500円・3時間750円

課税世帯と同額(生活保護世帯は減額)

表に「各サービス区分を合わせて、2回まで」と記載

和泉市

2,500円

7時間750円・9時間1,000円

ページに記載なし

0円

宿泊・日帰り合わせて7回

岸和田市

2,500円

1,300円

ページに記載なし

宿泊1,200円・日帰り600円

宿泊7回・日帰り7回

貝塚市

3,000円

1,500円

ページに記載なし

無料

宿泊7泊・日帰り7日(案内チラシ)

熊取町

4,000円

1,900円

2時間770円

無料

宿泊・日帰り合わせて7日間、訪問3回

泉佐野市

4,000円

1,900円

2時間770円

無料

宿泊・日帰り合わせて7日間、訪問と短時間デイ合わせて3回

田尻町

4,000円

1,900円

2時間1,000円・3時間1,500円

宿泊2,000円・日帰り950円・訪問500円/750円

宿泊・日帰り合わせて7回、訪問7回

泉南市

4,000円

1,900円

2時間770円

宿泊2,000円・日帰り950円・訪問380円(生活保護世帯は無料)

宿泊・日帰り合わせて7回、訪問3回

阪南市

4,000円

1,900円

ページ・案内に記載なし

宿泊2,000円・日帰り950円

宿泊・日帰り合わせて7回

岬町

4,100円

2,000円

2時間770円

0円

宿泊・日帰り合わせて7日、訪問3回

「ページに記載なし」は、確認したページに訪問型の記載がないという意味で、訪問型を利用できないことを示すものではありません。多胎児の加算は、高石市・田尻町を除く10市町の確認したページ・案内に記載があります。施設ごとに受け入れる月齢が異なり、オプションのサービスや施設の育児用品は別料金です。

市町で違う点

宿泊型の自己負担(課税世帯)

  • 2,500円:和泉市・岸和田市です
  • 3,000円:貝塚市です
  • 3,100円:泉大津市です
  • 4,000円:熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市です
  • 4,100円:岬町です
  • 5,000円(24時間)・7,500円(33時間):忠岡町です
  • 5,190円:高石市です。課税世帯には初回利用時にクーポン券5枚が渡され、1回目から通算5回目までは宿泊型2,690円、日帰り型1,300円、訪問型500円になります

非課税世帯・生活保護世帯の負担

  • 無料(0円):和泉市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・岬町です
  • 生活保護世帯のみ無料:泉南市です。非課税世帯は宿泊型2,000円、日帰り型950円、訪問型380円です
  • 減額:高石市・泉大津市・岸和田市・田尻町・阪南市です
  • 忠岡町は、課税世帯と非課税世帯が同じ金額で、生活保護世帯の負担額だけが低く設定されています(宿泊型2,500円・3,750円、日帰り型1,000円・1,250円、訪問型250円・370円)

利用できる回数

  • 宿泊型と日帰り型を合わせて7回(7日):和泉市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町です
  • 種類を問わず合わせて7日(泊):泉大津市です。訪問型も含めた回数です
  • 型ごとに7回:高石市(宿泊・日帰り・訪問 各7回)、岸和田市(宿泊7回・日帰り7回)、貝塚市(案内チラシで妊娠ごとに宿泊7泊・日帰り7日)です
  • 忠岡町は、ページの表に「各サービス区分を合わせて、2回まで」と記載しています
  • 訪問型の回数:熊取町・泉佐野市・泉南市・岬町は3回(泉佐野市は短時間デイサービスと合わせて3回)、高石市・田尻町は7回です

訪問型(アウトリーチ)

  • ページに記載がある8市町:高石市・泉大津市・忠岡町・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・岬町です
  • 確認したページに記載がない4市町:和泉市・岸和田市・貝塚市・阪南市です
  • 田尻町は「産後ケア訪問」として案内しており、事前の申し込みと利用券の購入が必要です
  • 泉佐野市は、施設の外来で受ける短時間デイサービス(2時間620円)もあります

2026年4月からの変更

  • 大阪府の集合契約:12市町とも参加し、府内の参加施設を利用できるようになりました
  • 和泉市:宿泊型・デイサービス型の対象を「生後4か月未満」から「1歳の誕生日の前日まで」に広げ、利用者が自分で施設に予約する形になりました
  • 岸和田市:申請フォームからのオンライン申請と、利用券の交付後に自分で予約する形になりました
  • 泉大津市:利用できる施設が増え、選べる利用時間も増えました
  • 泉南市・阪南市:令和8年度の利用者負担金を案内しています。泉南市は、サービス利用料の改定に伴い利用者負担金も変わったとしています
  • 高石市:キャンセルの期日を「利用日の前日10時まで」から「利用日の前々日17時まで」に変えました

申請と利用の注意

  • 事前の申請:熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町は原則として利用希望日の5開庁日前まで、貝塚市は初回の利用希望日の7日前まで、和泉市は利用希望日の10日前までです。高石市は申請から利用まで、泉大津市は申請から利用の決定まで1週間程度、岸和田市は利用券が届くまで約2週間かかると案内しています。忠岡町は、利用する事業所が決まったらまず保健センターへ相談するよう案内しています
  • 妊娠中の申請:高石市はおおむね妊娠30週以降、泉大津市・和泉市は妊娠8か月以降に申請できます。岸和田市は妊娠中の申請も受け付け、利用券は出産後に交付します
  • キャンセル:高石市・泉大津市・和泉市・岸和田市・貝塚市・熊取町・泉南市は、利用日の前々日17時までに施設へ連絡するよう案内しています。泉南市は、それ以降の変更・キャンセルに原則としてキャンセル料(課税世帯の自己負担額相当)がかかるとしています
  • 上限を超えた利用:泉大津市・和泉市・岸和田市は、上限の回数や期限を超えた利用は全額自己負担になると案内しています
  • 時間の短縮:高石市・泉大津市・貝塚市は利用時間を短くしたり食事を減らしたりしても、和泉市は利用時間を短くしても、料金は変わらないと案内しています
  • 施設:施設ごとに受け入れる月齢やサービスの区分が異なります。府内の参加施設は大阪府のページで確かめられます

利用の可否や施設の空き状況は、お住まいの市町の担当窓口と施設で確かめてください。

各市町の公式ページ

いずれも2026年10月29日に確認しました。

12市町の比較表

産後ケア事業の利用料と利用回数(令和8年度)のページで、宿泊・日帰り・訪問の自己負担、非課税世帯の負担、利用できる回数を、市町ごとに出典と確認日をつけて載せています。

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