医療・健康

高齢者の肺炎球菌ワクチン定期接種の自己負担を泉州12市町で比較

大阪府泉州地域の12市町が行う高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種(2026年度から20価ワクチン)について、自己負担額と、費用が免除される人を、各市町の公式情報で比べました。

情報確認日:

比べる基準

  • 2026年度(令和8年度)の高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種で、対象の人が医療機関で払う自己負担額を並べています
  • セルには、自己負担額と、各市町の肺炎球菌のページに書かれている費用の免除の対象を載せています。「免除」は自己負担が無料になることを指します(各市町のページでは「無料」「免除」と書かれています)。詳細に対象とワクチン、注意点に手続きや接種歴の扱いを載せています
  • 定期接種の対象者(65歳の人と、60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能またはHIVによる免疫の機能に障害のある人)、接種回数(1回)、使うワクチン(沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン)は国が定めるもの(厚生労働省)なので、比較表の値には入れていません
  • 公式ページに記載のない項目は判断していません。免除の記載がない市町は「ページに記載なし」とし、「免除なし」とは書いていません。内容は2026年10月22日に確認しました

高齢者の肺炎球菌ワクチン定期接種の自己負担の12市町比較表

大阪府泉州地域12市町の公式情報をもとに作成。「確認中」は公式情報で確認できていない市町です。
市町自己負担額と費用の免除出典確認日
高石市6,000円(免除:生活保護)2026年度(令和8年度)は沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を1回接種。実施期間は2026年4月1日から2027年3月31日まで。対象は65歳の人(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)と、60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器の機能またはHIVによる免疫の機能に障害のある人。免除の対象はページの記載で生活保護世帯ワクチンの変更に伴い、自己負担額は3,000円から6,000円に変わった。ページの免除の記載は生活保護世帯のみ。市内指定医療機関以外での接種は全額自己負担(事前手続きで還付制度あり)。対象者には65歳の誕生月に案内を郵送高石市「高齢者用肺炎球菌感染症」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
泉大津市7,920円(免除:生活保護)2026年4月1日から沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)に変わり、自己負担金も変更。対象は接種日当日65歳の市民(65歳の誕生日から66歳の誕生日の前日まで)と、60〜64歳で身体障がい者手帳1級相当の心臓・腎臓・呼吸器またはHIVによる免疫の機能の障がいのある市民。助成は生涯1回。免除の対象はページの記載で生活保護受給者ページの免除の記載は生活保護受給者のみ(生活保護受給証明書を医療機関に提出)。市内指定医療機関以外での接種は全額自費(入院・入所などは事前申請で助成の対象になる場合あり)。案内は65歳の誕生月の翌月に郵送泉大津市「高齢者用肺炎球菌感染症予防接種」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
忠岡町6,000円(免除:生活保護)2026年4月1日から20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)を筋肉内に1回接種。対象は65歳の人(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)と、60〜64歳で身体障がい者手帳1級相当などの人。免除の対象はページの記載で生活保護受給者生活保護受給者は接種前に役場保健センターで免除の申請が必要(接種後の申請では返還なし)。ページの免除の記載は生活保護受給者のみ。接種場所は町内または泉大津市医師会所属の医療機関。接種券(ハガキ)は65歳の誕生日の月末に郵送忠岡町「高齢者の肺炎球菌ワクチン接種について」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
和泉市6,000円(免除:生活保護・市府民税非課税世帯)2026年4月1日から20価肺炎球菌ワクチン(プレベナー20)。対象は実年齢65歳の人と、60〜64歳で身体障がい者手帳1級相当の心臓・じん臓・呼吸器またはHIVによる免疫の機能の障がいのある人で、過去に高齢者定期肺炎球菌予防接種を受けていない人。接種期間は65歳の間の1年間2025年度発行の対象者証明書(はがき)で2026年度に接種する場合も6,000円。変更前のワクチン(ニューモバックス)は2026年4月1日以降公費で接種できない。非課税世帯は事前に無料券の発行が必要和泉市「和泉市高齢者(定期)肺炎球菌ワクチン予防接種について」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
岸和田市6,000円(免除:生活保護・市民税非課税世帯・身体障害者手帳1・2級など)2026年4月1日接種分から沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)。一部負担金は2026年3月31日までの接種分2,000円、4月1日からの接種分6,000円。実施期間は通年。対象は接種日当日65歳の人と、60〜64歳で該当する障害の等級が1級の身体障害者手帳を持つ人無料の条件は生活保護世帯、市民税非課税世帯(無料証明書の交付または介護保険負担限度額認定証の提示)、身体障害者手帳1・2級所持、中国残留邦人等支援給付の受給。過去に高齢者肺炎球菌ワクチンを接種した人(自費含む)は対象外岸和田市「高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種お知らせ」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
貝塚市6,000円(免除:生活保護・市民税非課税世帯)プレベナー20(沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン)。対象は接種当日65歳の市民(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)と、60〜64歳で心臓・じん臓・呼吸器またはHIVによる免疫の機能に障がいのある人で、過去に一度も肺炎球菌ワクチンを接種(自費を含む)していない人。免除は市民税非課税世帯・生活保護受給中の人が申請により無料(接種前に健康推進課へ申請)オンライン申請あり。対象者1には案内を郵送。市外の医療機関での接種は事前に健康推進課へ問い合わせ貝塚市「高齢者肺炎球菌ワクチンの定期予防接種について」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
熊取町6,000円(免除:生活保護・住民税非課税世帯)沈降20価肺炎球菌結合型ワクチンを1回接種。対象は接種当日満65歳で過去に一度も接種したことがない人(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)と、60〜64歳で身体障害者手帳1級程度の障がいのある人住民税非課税世帯は接種前日までに健康・いきいき高齢課で免除の申請(熊取町検診等費用免除証明書)。生活保護世帯は休日・夜間診療依頼証等の提示で無料。熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町の協力医療機関で接種できる熊取町「高齢者肺炎球菌の定期接種」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
泉佐野市6,000円(免除:生活保護・市民税非課税世帯)2026年度(令和8年度)は沈降20価肺炎球菌結合型ワクチンを1回、自己負担6,000円。公費の接種期間は65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで。対象は接種日当日65歳の人と、60〜64歳で身体障害者手帳1級所持または相当程度の人2026年4月1日以降、ワクチンの変更に伴い自己負担額が変わった。非課税世帯は事前に健康推進課で「令和8年度自己負担金免除券」の発行が必要。任意接種(自費)を含め接種歴がある人は対象外。泉佐野市・熊取町・田尻町・泉南市・阪南市・岬町の指定医療機関で接種できる泉佐野市「令和8年度 高齢者肺炎球菌予防接種(定期予防接種)について」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
田尻町6,000円(免除:生活保護・住民税非課税世帯)沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)。対象は65歳の人(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)と、60〜64歳で身体障がい者手帳1級または相当程度の障害のある人。生活保護世帯・住民税非課税世帯は接種費用の免除制度があり、事前の申請が必要過去に肺炎球菌ワクチン(23価または20価)の定期接種を受けた人は対象外、任意接種等を受けた人は医師に相談。接種場所は町が指定する医療機関田尻町「大人の予防接種」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
泉南市6,000円(免除:生活保護・住民税非課税世帯)2026年4月1日から使用するワクチンが変わった(20価)。対象は接種当日満65歳で過去に一度も接種したことのない人(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)と、60〜64歳で身体障害者手帳1級相当等の人。1人1回費用の免除(住民税非課税世帯・生活保護受給の人は無料)は泉南市「高齢者定期予防接種費用の免除について」(https://www.city.sennan.lg.jp/kakuka/kenkoukodomo/hokensuishin/hokensuishin/yobosesshu/koureisyanoyobousessyu/11865.html)に記載。すでに案内ハガキを持つ未接種の人はハガキをそのまま使えるが、20価のワクチンと接種費用になる。住民税非課税世帯は接種前に保健センターで「健康診査等一部自己負担金徴収免除証明書」の発行が必要。任意・定期を問わず接種歴がある人は対象外(医師が必要と判断した場合は対象となりうる)泉南市「高齢者肺炎球菌感染症定期予防接種」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
阪南市6,000円(免除:ページに記載なし)使用ワクチンは沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン。対象は65歳の人(65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日まで)と、60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器またはHIVによる免疫の機能に重い障害のある人自己負担での接種を含め、すでに肺炎球菌ワクチンを接種した人は対象外。脾臓摘出者・公害認定者など医療保険等で対応できる人も対象外。ページに費用の免除の記載はない。委託医療機関の一覧をページに掲載阪南市「高齢者肺炎球菌感染症予防接種について」(新しいタブで開きます)2026年10月22日
岬町6,000円(免除:生活保護・住民税非課税世帯)2026年4月から肺炎球菌ワクチンの種類が変わり、自己負担額が6,000円に変わった。期間は2026年4月1日から2027年3月31日まで、一人1回。対象は65歳の人と、60〜64歳で心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能等に重度障害のある人(医師の判断による)生活保護世帯は休日夜間診療依頼証等を医療機関に提示、住民税非課税世帯は接種前に保健センターで徴収免除証明書の発行が必要。指定医療機関以外での接種は事前申請で実費相当額を助成。町外(泉佐野市・熊取町・田尻町・泉南市・阪南市)の指定医療機関でも接種できる岬町「高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種のお知らせ」(新しいタブで開きます)2026年10月22日

制度の内容は変わることがあります。手続きの前に、お住まいの市町の公式サイトや窓口で最新の情報をご確認ください。

高齢者の肺炎球菌ワクチン定期接種の自己負担の解説

12市町とも共通している点

  • 12市町とも、65歳の人などを対象に高齢者の肺炎球菌ワクチンの定期接種を行い、自己負担額をページに載せています
  • 定期接種で使うワクチンは、国が定める沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)で、接種は1回です(厚生労働省「高齢者の肺炎球菌ワクチン」)。11市町のページには20価のワクチンを使うことが書かれており、岬町のページは「令和8年4月より肺炎球菌ワクチンの種類が変更」と記載しています

市町で違う点

  • 自己負担額:泉大津市は7,920円、ほかの11市町は6,000円です
  • 改定前の額:ページに載せているのは高石市(3,000円から6,000円へ)と岸和田市(2026年3月31日までの接種分は2,000円)です
  • 住民税非課税世帯の免除:肺炎球菌のページで確認できたのは和泉市・岸和田市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・岬町の8市町です。高石市・泉大津市・忠岡町の肺炎球菌のページは生活保護のみを記載し、阪南市の肺炎球菌のページには免除の記載がありません
  • そのほかの免除:岸和田市は、身体障害者手帳1・2級を持つ人と、中国残留邦人等支援給付を受けている人も無料としています
  • 過去に接種した人の扱い:自費の接種を含めて接種歴があると対象外と明記しているのは岸和田市・貝塚市・泉佐野市・阪南市です。泉南市は、医師が必要と判断した場合は対象となりうると書いています

接種するときは

  • 住民税非課税世帯の免除を案内している8市町は、いずれも接種前に証明書・無料券などの手続きが必要です(岸和田市は介護保険負担限度額認定証の提示でも可)
  • 忠岡町の生活保護の人の免除は接種前に保健センターでの申請が必要で、接種後に申請しても返還されません
  • 指定医療機関以外で接種する場合は、接種前の手続きを案内している市町があります(高石市・泉大津市・岸和田市・泉佐野市・岬町)

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