歯周病検診は何歳?無料?2026年度 大阪・泉州12市町の歯科健診
執筆:汐谷 那々子
大阪府泉州地域(大阪・泉州)12市町の2026年度(令和8年度)の成人の歯科健診(歯周病検診)は、確認できた11市町のうち8市町が無料、泉大津市・忠岡町・和泉市が500円です。対象年齢は、国の実施要領(令和6年度)と同じ20・30・40・50・60・70歳が高石市・泉佐野市・泉南市(個別検診)・阪南市、20〜70歳の5歳ごとが泉大津市・和泉市、20・30歳と40歳以上が貝塚市、20歳以上75歳未満が忠岡町、20歳以上が熊取町と泉南市(集団検診)、18歳以上が田尻町、15歳以上が岬町です(熊取町・田尻町は後期高齢者医療の加入者を除く)。受診期間は、和泉市・貝塚市が2027年2月末まで、阪南市が2027年3月31日までで、忠岡町はページ(2024年更新)で「当該年度の6月第3月曜日から12月第2金曜日まで」と案内しています。岸和田市は当日、市の公式サイトを開けず確認できませんでした。2026年10月27日時点の各市町の公式ページで確認しました。
歯周病検診の対象と内容(国の考え方)
- 対象年齢:国の健康増進事業実施要領(令和6年度)は、歯周疾患検診の対象を、市町村に住む20歳・30歳・40歳・50歳・60歳・70歳の人としています(厚生労働省「歯周病検診マニュアル2023」(PDF)に抜粋)
- 検診の内容:問診(歯周疾患に関わる自覚症状の有無など)と口腔内の検査です
- 市町の独自の実施:マニュアルは、この対象年齢以外にも市区町村が独自に歯周病検診を行っている場合があるとしています
2026年10月27日に、厚生労働省と各市町の公式ページで確認しました。
大阪・泉州12市町の歯科健診(歯周病検診)の一覧
各市町の成人の歯科健診・歯周病検診のページに書かれている、対象年齢、自己負担、受け方と受診期間です。2026年10月27日に各市町の公式ページで確認しました。
市町 | 対象年齢 | 自己負担 | 受け方・受診期間・補足(2026年10月27日時点) |
|---|---|---|---|
高石市 | 年度中に20・30・40・50・60・70歳 | 無料 | 受診券を郵送。受診券に書かれた市内の指定歯科医院へ予約。期間はページに記載なし |
泉大津市 | 20〜70歳の5歳ごと(生年月日で指定)。75歳以上の生活保護受給者も対象 | 500円(生活保護受給者は免除) | 4月上旬に個別通知。市内の指定歯科医院で通年(要予約) |
忠岡町 | 20歳以上75歳未満(65〜74歳の後期高齢者医療加入者を除く) | 500円(生活保護世帯は事前申請で免除) | 町内6か所の歯科医院。期間は「当該年度の6月第3月曜日から12月第2金曜日まで」(ページは2024年5月16日更新で年度の表記なし。2026年度は12月11日に当たる) |
和泉市 | 20〜70歳の5歳ごと(生年月日で指定) | 500円(免除はページに記載なし) | 市内の実施歯科医院に直接申込み。2026年5月〜2027年2月末 |
岸和田市 | 確認中(当日、市の公式サイトを開けず確認できなかった) | 確認中 | 確認中 |
貝塚市 | 20歳・30歳と40歳以上(後期高齢者歯科健康診査の対象者を除く) | 無料 | 市内の実施歯科医院で個別検診。5月1日〜2027年2月末。同じ年度の2回目以降は全額自己負担 |
熊取町 | 健診当日に20歳以上(後期高齢者医療加入者を除く) | 無料 | 町内の協力医療機関。1年度に1回。泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町の協力医療機関でも受けられる。期間はページに記載なし |
泉佐野市 | 20・30・40・50・60・70歳 | 無料 | 指定医療機関に直接問い合わせ(泉佐野市・熊取町・田尻町・泉南市・阪南市・岬町の指定医療機関)。期間はページに記載なし |
田尻町 | 18歳以上(後期高齢者を除く)。妊娠中の人も対象 | 無料 | 個別は医療機関へ直接、集団は予約期間に専用ダイヤルへ。近隣5市町の歯科医院(一部を除く)でも受けられる |
泉南市 | 個別:20・30・40・50・60・70歳/集団:20歳以上 | 無料 | 個別は指定医療機関へ予約、集団は保健センター(残りは2027年1月25日、申込み不要)。1年度に1回 |
阪南市 | 受診当日に20・30・40・50・60・70歳 | 無料 | 市の委託医療機関。2026年4月1日〜2027年3月31日 |
岬町 | 15歳以上 | 無料 | 年1回。集団(残りは2027年1月17日、予約不要)か、指定医療機関に予約する個別 |
年齢の数え方は各市町のページの書き方です(年度中:高石市、受診当日・健診当日:阪南市・熊取町、生年月日で指定:泉大津市・和泉市)。泉佐野市など、ほかの市町は確認したページに基準日の記載がありません。「ページに記載なし」は、確認したページにその項目の案内がないという意味で、行っていないという意味ではありません。
市町で違う点
対象年齢
- 20・30・40・50・60・70歳:高石市・泉佐野市・泉南市(個別検診)・阪南市です
- 20〜70歳の5歳ごと:泉大津市・和泉市です。泉大津市は75歳以上の生活保護受給者も対象です
- 20・30歳と40歳以上:貝塚市です(後期高齢者歯科健康診査の対象者を除く)
- 20歳以上75歳未満:忠岡町です(65歳以上75歳未満で後期高齢者医療制度に加入の人を除く)
- 20歳以上:熊取町(健診当日の年齢、後期高齢者医療の加入者を除く)と泉南市の集団検診です
- 18歳以上:田尻町です(後期高齢者を除く)。妊娠中の人も同じ事業の対象です
- 15歳以上:岬町です
自己負担と免除
- 無料:高石市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町です
- 500円:泉大津市・忠岡町・和泉市です。忠岡町は口腔パノラマ撮影をしない場合も500円です
- 免除:泉大津市は生活保護受給者を免除(健診当日に生活保護受給証明書が必要)、忠岡町は生活保護世帯を免除(受診前に保健センターで申請。受診後の申請は不可)としています。和泉市のページには免除の記載がありません
- 2回目以降:貝塚市は、同じ年度に2回以上受けた場合の2回目以降と、対象外の人が受けた場合は全額自己負担としています
受診期間と受け方
- 期間の終わりが書かれている市町:和泉市・貝塚市は2027年2月末まで、阪南市は2027年3月31日までです。泉大津市は通年実施です
- 忠岡町:ページは2024年5月16日更新で年度の表記がなく、「当該年度の6月第3月曜日から12月第2金曜日まで」と案内しています(2026年度に当てはめると12月11日)
- 期間の記載がない市町:高石市・熊取町・泉佐野市・田尻町(個別)・泉南市(個別)です
- 受診券・通知:高石市は対象者に受診券を郵送、泉大津市は4月上旬に個別通知を送ります
- 集団健診:泉南市は2027年1月25日、岬町は2027年1月17日に、それぞれ令和8年度の残りの集団健診があります(2026年10月27日時点、どちらも予約・申込み不要)。田尻町の集団健診の日程は「令和8年度健康だより」に載っています
- ほかの市町の医療機関:熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市は、ページに書かれた近くの市町の指定医療機関でも受けられると案内しています。阪南市は、泉佐野市以南の委託医療機関で受けたい場合は保健センターに問い合わせるよう案内しています
受ける前の注意
- 予約:忠岡町は医院によって予約制の場合があるとし、高石市・泉大津市・岬町(個別)・泉南市(個別)は予約して受けるよう案内しています
- 住民票:泉大津市は、健診当日に泉大津市に住民票がない人は受けられないとしています
- 後期高齢者:忠岡町・貝塚市・熊取町・田尻町は、後期高齢者医療の加入者を別の歯科健診の対象としています
- 治療の費用:和泉市・岬町は、健診の結果、治療やクリーニングが必要になった場合の費用は別になると案内しています
- 持ち物:泉佐野市・岬町・田尻町は、マイナ保険証または資格確認書などを持ち物にしています
各市町の公式ページ
- 高石市:高石市「歯周疾患検診」
- 泉大津市:泉大津市「成人歯科健診(個別検診)」
- 忠岡町:忠岡町「成人歯科健診(20歳以上75歳未満の町住民)」
- 和泉市:和泉市「歯周病検診」
- 岸和田市:2026年10月27日、市の公式サイトを開けず確認できませんでした
- 貝塚市:貝塚市「歯科健康診査」
- 熊取町:熊取町「成人歯科健診」
- 泉佐野市:泉佐野市「歯周疾患検診」
- 田尻町:田尻町「成人・妊婦歯科健診」
- 泉南市:泉南市「歯周疾患検診」
- 阪南市:阪南市「歯周疾患検診」
- 岬町:岬町「歯の健康と歯科健診について」
比較表で確認する
12市町の対象年齢・自己負担と受け方を、出典と確認日つきで並べた比較表もあわせて確認できます。がん検診の比較は、胃がん検診・大腸がん検診・子宮頸がん検診・乳がん検診の各ページにあります。