医療・健康
大腸がん検診(便潜血検査)の自己負担と受け方(令和8年度)を泉州12市町で比較
大阪府泉州地域(大阪・泉州)12市町が令和8年度(2026年度)に行っている大腸がん検診(40歳以上、便潜血検査)の自己負担額と、集団検診・個別検診の受け方を、各市町の公式ページの案内で比べます。費用の免除の対象や、今後の集団検診の日程(ページに記載がある市町)も載せています。
情報確認日:
比べる基準
- 各市町が公開している令和8年度(2026年4月〜2027年3月)の大腸がん検診の案内から、40歳以上を対象にした便潜血検査の自己負担額と、受け方(保健センターなどでの集団検診/医療機関での個別検診)を並べています
- セルの値は「自己負担額/受け方」の形です。和泉市は、ページに記載の申込先が市内の実施医療機関のため「個別」と表しています
- 詳細に対象年齢の数え方・検査内容・実施期間を、注意点に費用の免除の対象、無料券、他の市町の医療機関での受診、今後の集団検診の日程(ページに記載がある市町のみ)を載せています
- 40歳以上に年1回、便潜血検査による大腸がん検診をすすめていることは、厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」と、がん対策推進企業アクション「大腸がん検診」によります。自己負担額・受け方は各市町が決めて案内しています。内容は2026年10月25日に確認しました
大腸がん検診(便潜血検査)の自己負担と受け方(令和8年度)の12市町比較表
| 市町 | 40歳以上の大腸がん検診の自己負担額と受け方 | 出典 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 高石市 | 500円/集団・個別対象は40歳以上(年度末年齢)の高石市民。検査は2日間の便潜血検査(問診を含む)。集団検診(検診バス)と、指定医療機関での個別検診(令和8年4月1日〜令和9年3月31日)がある。大腸がん検診は1年に1度。大阪がん循環器病予防センターで受ける場合は、事前に健幸増進課での手続きが必要。費用の免除(生活保護・非課税世帯など)の記載は、確認したページと令和8年度がん検診詳細(PDF)にない。12月〜3月の集団検診の予約は、インターネットが10月12日(月)〜11月3日(火)17時、電話が11月5日(木)9時から。痔出血などの自覚症状がある人・月経中の人は受診を控えるよう案内。(2026年10月25日確認) | 高石市「がん検診について(令和8年度)」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 泉大津市 | 500円/集団・個別対象は40歳以上の市民(昭和62年3月31日以前に生まれた人)で、職場などで検診を受ける機会のない人。検査は問診と便潜血反応検査。指定医療機関での個別検診(通年)と、泉大津市立保健センターでの集団検診(予約制。ウェブ・電話・窓口)がある。年度に1回。生活保護受給者は自己負担金が免除(検診当日に生活保護受給証明書を持参)。全てのがん検診を1日でまとめて受けられる日のうち、今後は12月7日(月)と2027年3月14日(日)。大阪がん循環器病予防センターで受けるには受診券が必要(事前に保健センターへ問い合わせ)。自覚症状のある人は検診を待たずに専門の医療機関を受診するよう案内。(2026年10月25日確認) | 泉大津市「大腸がん検診」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 忠岡町 | 500円/集団・個別対象は40歳以上(令和8年度中に到達する年齢。昭和62年3月31日以前に生まれた人)で、加入している健康保険に関係なく受診できる。検査は便潜血検査(2日法)。保健センターでの集団健診と、医療機関での個別健診(令和8年5月11日〜令和9年3月31日)がある。同一年度に1回。生活保護受給世帯の人は、受診前に保健センターで免除申請をすると受診料が免除(受診後の申請では免除されない)。年度末年齢40歳(昭和61年4月1日〜昭和62年3月31日生まれ)の人には大腸がん検診の無料券を送付(有効期限は令和9年3月31日)。自己負担額は町の「受診項目について」(PDF)に記載。月経中は受診を控えるよう案内。(2026年10月25日確認) | 忠岡町「【受付中!】忠岡町住民健診のご案内」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 和泉市 | 無料/個別対象は40歳以上の和泉市民(昭和62年3月31日までに生まれた人)。検査は問診と便潜血検査(2日にわたり2回採便)。実施期間は令和8年5月1日〜令和9年3月末日で、和泉市内の実施医療機関に直接申し込む。特定健診・後期高齢者医療の健康診査と合わせて申し込むことも、大腸がん検診だけを受けることもできる。会社や事業所などの健康診査で大腸がん検診を受ける機会がなかった人が対象。ページに記載の申込先は市内の実施医療機関のみ。痔出血などの自覚症状がある場合は受診を控え、症状が続く場合は医療機関で治療を受けるよう案内。(2026年10月25日確認) | 和泉市「大腸がん検診」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 岸和田市 | 300円/集団・個別対象は受診日現在40歳以上の人。専用の採便容器に2日分の便を自宅で採取して提出する。実施場所は医療機関(5〜3月)と保健センターなど。個別検診・集団検診をあわせて年度内に1回。生活保護世帯、市民税非課税世帯(受診日までに健康推進課で手続き)、ひとり親家庭医療証の所持者、身体障害者手帳(1・2級)の所持者、後期高齢者医療の被保険者、中国残留邦人等の支援給付の受給者は無料。現在治療中の人、勤務先で受診できる人は対象外。(2026年10月25日確認) | 岸和田市「令和8年度 がん検診等のご案内」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 貝塚市 | 500円/集団・個別対象は40歳以上。検査は問診と便潜血反応検査(2日法)。医療機関での個別検診(5月1日〜翌年3月末日)と、保健センターでの集団検診(予約制。特定健診と同時開催の日あり)がある。集団・個別にかかわらず期間内に1回。70歳以上は一部負担金が免除(申請不要)。市民税非課税世帯・生活保護受給中の人は、受診前に健康推進課へ申請すると免除。今後の集団検診は11月4日(水、山手地区公民館)、11月15日(日)、12月1日(火)、12月16日(水)、2027年1月25日(月)、2月14日(日)、2月22日(月)、3月8日(月)。1年以内に大腸内視鏡検査を受けた人、勤め先などで受診機会のある人は対象外。生理直前・直後や、痔などで明らかな出血がある場合は受診できない。(2026年10月25日確認) | 貝塚市「大腸がん検診(健康推進課)」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 熊取町 | 無料/集団・個別対象は検診当日の年齢が満40歳以上の住民。検査は問診と便潜血反応検査(検査容器は2日分)。熊取ふれあいセンターでの集団検診(がん検診等Web予約システム・電話・窓口で事前予約)と、協力医療機関での個別検診がある。1年度に1回。個別検診は、泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町の協力医療機関でも受診できる(詳細は町に問い合わせ)。大阪がん循環器病予防センターは個別検診の受診先の一つとして掲載。今後の集団検診は11月25日(水)・26日(木)、2027年1月14日(木)、2月8日(月)・9日(火)・10日(水)。血便などの自覚症状がある場合は医療機関を受診するよう、月経時の採便は避けるよう案内。(2026年10月25日確認) | 熊取町「大腸がん検診」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 泉佐野市 | 無料/集団・個別対象は泉佐野市に住民票がある40歳以上の人。検査は問診と便潜血検査。集団検診と、医療機関に直接申し込む個別検診がある。熊取町・田尻町・泉南市・阪南市・岬町の指定医療機関でも受診できる。大阪がん循環器病予防センターで受ける場合は、事前に健康推進課の窓口で手続きが必要。血便・腹痛・便の性状や排便回数の変化などの症状がある場合は、検診ではなく医療機関を受診するよう案内。(2026年10月25日確認) | 泉佐野市「大腸がん検診」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 田尻町 | 無料/集団・個別対象は40歳以上(年度末年齢)。検査は問診と便潜血反応検査。たじりふれ愛センターでの集団健診と、指定医療機関での個別健診のどちらでも受けられる。大阪がん循環器病予防センターの5がんセット検診(男性600円・女性2,100円。セットの料金)でも受けられ、セットではなく1つだけの受診も可能。集団健診は予約専用ダイヤルまたは健康課の窓口で申し込み、日程は「健康だより」で案内。(2026年10月25日確認) | 田尻町「健康診査」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 泉南市 | 無料/集団・個別対象は40歳以上の市民。検査は便潜血検査2日法。保健センターでの集団検診(午前。窓口・電話・スマート申請で申し込み、定員になり次第締め切り)と、泉南市内の指定医療機関での個別検診(直接申し込み)がある。1年度に1回。泉佐野市・熊取町・田尻町・阪南市・岬町の指定医療機関でも受診できる。大阪がん循環器病予防センターで受ける場合は、事前に保健センターへ申し込みが必要。今後の集団検診は10月29日(木)、12月3日(木)、2027年2月9日(火)。(2026年10月25日確認) | 泉南市「大腸がん検診」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 阪南市 | 無料/集団・個別対象は受診当日40歳以上の市民。検査は問診と便潜血反応検査。保健センターでの受診(予約制)と、委託医療機関での受診(令和8年4月〜令和9年3月末。医療機関に直接申し込み、本人確認書類・健康手帳を持参)がある。保健センターの今後の受診日は、男性が12月16日(水、午前・午後)と2027年2月16日(火、午前)、女性が2027年2月16日(火、午後)。(2026年10月25日確認) | 阪南市「肺がん検診・胃がん検診・大腸がん検診」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
| 岬町 | 無料/集団・個別対象は満40歳以上。検査は便潜血検査。集団健診(保健センターなど。窓口・電話で予約)と個別健診(指定医療機関に直接申し込み)のいずれかで、4月〜翌年3月に1回受けられる。令和8年4月1日から、町の検(健)診費用はすべて無料。今後の集団健診は11月1日(日、岬町スポーツ広場、レディースデイ)、2027年1月17日(日)、2月2日(火)。(2026年10月25日確認) | 岬町「がん検診・健康診査」(新しいタブで開きます) | 2026年10月25日 |
制度の内容は変わることがあります。手続きの前に、お住まいの市町の公式サイトや窓口で最新の情報をご確認ください。
大腸がん検診(便潜血検査)の自己負担と受け方(令和8年度)の解説
大腸がん検診の対象と検査(国の考え方)
- 厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」では、大腸がん検診は40歳以上を対象に、問診と便潜血検査を原則として年1回行います(受診を特に推奨するのは40〜69歳)
- 毎年10月は、厚生労働省の「がん検診受診率50%達成に向けた集中キャンペーン月間」です
12市町の違い(2026年10月25日確認)
- 自己負担額:無料が和泉市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町、300円が岸和田市、500円が高石市・泉大津市・忠岡町・貝塚市です
- 岬町は、令和8年4月1日から町の検(健)診費用をすべて無料にしています
- 受け方:和泉市を除く11市町は、集団検診と個別検診の両方を案内しています。和泉市のページに記載の申込先は、市内の実施医療機関です
- 年齢の数え方:岸和田市は受診日現在、阪南市は受診当日、熊取町は検診当日、高石市・田尻町は年度末年齢で数えています。泉大津市・忠岡町・和泉市は昭和62年3月31日以前(まで)に生まれた人を対象とし、貝塚市・泉佐野市・泉南市・岬町は「40歳以上」「満40歳以上」とだけ書いています
- 費用の免除(自己負担のある5市町):岸和田市は生活保護・市民税非課税世帯・後期高齢者医療の被保険者など、貝塚市は70歳以上・市民税非課税世帯・生活保護、泉大津市は生活保護受給者、忠岡町は生活保護受給世帯(受診前に申請)を免除としています。高石市は、確認したページと資料に免除の記載がありません
- 他の市町の医療機関:泉佐野市・熊取町・泉南市は、泉佐野市・熊取町・田尻町・泉南市・阪南市・岬町のうち、自市町以外の5市町の指定(協力)医療機関でも受診できると案内しています
受ける前に確かめたいこと
- 職場などで受けられる人:泉大津市・和泉市は職場などで受ける機会がない人を対象とし、岸和田市・貝塚市は勤務先などで受けられる人を対象外としています
- 自覚症状:血便などの自覚症状がある人は検診ではなく医療機関を受診するよう(または受診を控えるよう)、泉大津市・和泉市・熊取町・泉佐野市・高石市が案内しています
- 月経(生理)中:高石市・忠岡町は月経中の受診を控えるよう、熊取町は月経時の採便を避けるよう案内し、貝塚市は生理直前・直後は受診できないとしています
- 日程や費用は変わることがあります。受ける前に、お住まいの市町の公式ページで確かめてください