医療・健康

子宮頸がん検診(細胞診)の自己負担と受診間隔(令和8年度)を泉州12市町で比較

大阪府泉州地域(大阪・泉州)12市町が令和8年度(2026年度)に行っている子宮頸がん検診(20歳以上の女性・子宮頸部の細胞診)の自己負担額と受診間隔を、各市町の公式ページの案内で比べます。国の指針に加わったHPV検査単独法の記載の有無もあわせて確認しました。

情報確認日:

比べる基準

  • 各市町が公開している令和8年度(2026年4月〜2027年3月)の子宮(頸)がん検診の案内から、20歳以上の女性を対象にした子宮頸がん検診(子宮頸部の細胞診)の自己負担額と、受診間隔(対象になる年齢・年度)を並べています
  • セルの値は「自己負担額/受診間隔(基準)」の形です。自己負担額は頸部の検診の額で、子宮体部の検査もあわせて受ける場合の額は詳細に書いています。受診間隔は各市町のページの書き方に合わせ、「偶数年齢(受診日)」「年度末に偶数年齢」「前年度の受診者は対象外」などと表しています
  • 詳細に検査内容・受けられる場所(集団検診・個別検診)・実施期間を、注意点に費用の免除の対象、無料クーポン券(無料券)、今後の集団検診の日程と申込み(ページに記載がある市町のみ)を載せています
  • 子宮頸がん検診の対象(20歳以上の女性)と受診間隔、HPV検査単独法の位置づけは、厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」と「がん対策推進企業アクション」によります。自己負担額・対象・受診間隔は各市町が決めて案内しています。内容は2026年10月26日に確認しました

子宮頸がん検診(細胞診)の自己負担と受診間隔(令和8年度)の12市町比較表

大阪府泉州地域12市町の公式情報をもとに作成。「確認中」は公式情報で確認できていない市町です。
市町20歳以上の子宮頸がん検診の自己負担額と受診間隔出典確認日
高石市500円/2年に1度(年度末に偶数年齢)令和8年度の高石市の子宮がん検診は、年度末年齢20歳以上の女性が対象で、内容は視診・内診・子宮頸部細胞診、費用は500円。集団検診(検診バス)と指定医療機関での個別検診(令和8年4月1日〜令和9年3月31日)で受けられる。市は乳がん・子宮がん検診を2年に1度受けるよう案内しており、年度末年齢が偶数の人と、年度末年齢が奇数で昨年度に市の乳がん・子宮がん検診を受けていない人が500円で受診できる。年齢の上限はない。年度末年齢が奇数の人が個別検診を受ける場合と、市外の医療機関・大阪がん循環器病予防センターで受ける場合は、受診前に健幸増進課(072-275-6381)での手続きが必要(無料クーポン券を持っている人は手続き不要)。月経中は受診できず、妊娠中または妊娠の可能性がある人は個別検診で受ける。12月〜3月の集団検診の予約は、インターネットが11月3日(火曜日)17時まで、電話は11月5日(木曜日)9時から。費用の免除(生活保護など)の記載は、確認したページと令和8年度がん検診詳細(PDF)にない。(2026年10月26日確認)高石市「がん検診について(令和8年度)」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
泉大津市500円/年度に1回泉大津市の子宮がん検診は、20歳以上の市民(平成19年3月31日以前に生まれた人)で、職場などで検診を受ける機会のない人が対象。内容は問診・頸部内診・細胞診で、自己負担額は500円(必要な人は子宮体部検診も実施し、その場合は別途500円)。指定医療機関(個別検診、通年)と泉大津市立保健センター(集団検診、ウェブ予約・電話・窓口で予約)で受けられる。各種検診は年度に1回受けられる。生活保護受給者(当日に生活保護受給証明書を持参)と、がん検診推進事業の対象者(20歳:平成17年4月2日〜平成18年4月1日生まれ。無料クーポン券を5月中旬に送付)は自己負担金が免除。大阪がん循環器病予防センターで受ける場合は受診券が必要。すべてのがん検診を1日で受けられる日程は12月7日(月曜日)と2027年3月14日(日曜日)が残っている。(2026年10月26日確認)泉大津市「子宮がん検診」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
忠岡町500円/年度に1回忠岡町の住民健診の子宮がん検診(頸部・体部)は、20歳以上(平成19年3月31日以前に生まれた人)の女性が対象で、内容は内診・細胞診、自己負担額は500円。加入している健康保険に関係なく受診でき、集団健診(保健センター)と個別健診(実施医療機関、令和8年5月11日〜令和9年3月31日)で受けられる。受診日に忠岡町に住民票があり、同じ年度でその健診の1回目の受診であることが条件。体部の検診は個別健診のみで、医師が必要と認めた人が対象。生活保護受給世帯に属する人は、健診受診前に保健センターで免除申請をすると受診料が免除される(受診後の申請では免除されない)。年度末年齢21歳(平成17年4月2日〜平成18年4月1日生まれ)の人には子宮がん検診の無料券を5月上旬ごろに送付しており、有効期限は2027年3月31日。月経中は正確な結果が得られないことがあるため受診を控えるよう案内。年度内2回以上受診した場合、2回目以降は全額自己負担。自己負担額・内容は町の「受診項目について」(PDF)による。(2026年10月26日確認)忠岡町「【受付中!】忠岡町住民健診のご案内」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
和泉市1,000円/年度末に偶数年齢和泉市の子宮がん検診は負担金1,000円で、内容は問診・視診・子宮頸部細胞診・内診。実施期間は令和8年5月1日から令和9年3月末日。対象は、20歳以上(平成19年3月31日以前に生まれた人)で令和9年3月31日時点で偶数年齢になる女性(受診券・クーポン券なしで受診可)、今年度に無料クーポン券を交付された女性(平成17年4月2日〜平成18年4月1日生まれ)、20歳以上でこれらに該当せず昨年度対象だった市の子宮頸がん検診を受けていない女性(受診券が必要)。申込みは市内の実施医療機関(5か所)に直接行う。ページに記載の申込先は市内の実施医療機関のみ。症状によっては医師の判断で子宮体部の細胞診を勧められることがあり、同意した場合に限り子宮頸がん検診の一環で同時に行う。市は、実施期間の後半は混雑するため3月末日までの受診に間に合うよう申し込むよう案内している。費用の免除の記載はページにない。(2026年10月26日確認)和泉市「子宮がん検診」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
岸和田市500円/偶数年齢(受診日)・2年に1回岸和田市の令和8年度の子宮がん検診は、受診日現在20歳以上で偶数年齢の女性が対象で、内容は内診・子宮頸部細胞診(必要な人には子宮体部細胞診も。集団検診では体部はできない)、料金(一部負担金)は500円。医療機関(通年)と保健センター(集団検診)で受けられる。がん検診等は個別・集団をあわせて年度内に1回で、子宮がん検診は偶数年齢時が対象の2年に1回。偶数年齢時に受けられなかった人で奇数年齢時に受診を希望する人には、初回に限り受診券を交付する。生活保護世帯、市民税非課税世帯(受診日までに健康推進課で手続き)、ひとり親家庭医療証所持、身体障害者手帳(1・2級)所持、後期高齢者医療の被保険者、中国残留邦人等支援給付を受けている人は無料。20歳女性(平成17年4月2日〜平成18年4月1日生まれ)には無料クーポン券を郵送している。子宮全摘出術を受けた人、現在治療中の人、勤務先で受診できる人は対象外。(2026年10月26日確認)岸和田市「令和8年度 がん検診等のご案内」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
貝塚市700円/偶数年齢(受診日)・2年に1回貝塚市の子宮がん検診は、受診日当日に満20歳以上で偶数年齢の女性が対象(2年に1回)で、内容は問診・内診・頸部細胞診(体部細胞診は個別検診で医師が必要と認めた場合のみ)。一部負担金は頸部700円、頸部と体部の同時実施で1,000円。個別検診(実施医療機関、通年)と、保健センターでの集団検診(予約制、インターネット予約も可)で受けられる。40歳以上は集団検診で乳がん検診とセットで受けられる。70歳以上の人は一部負担金が免除(申請不要)。市民税非課税世帯・生活保護受給中の人は、受診前に健康推進課へ免除の申請が必要。今後の集団検診は11月4日(水曜日、山手地区公民館)・11月15日(日曜日)・12月16日(水曜日)・12月21日(月曜日)、2027年1月29日(金曜日)・2月14日(日曜日)・3月15日(月曜日)で、12月21日・1月29日の午後は検診中の保育あり(要予約)。不正出血などの自覚症状がある人は対象外、検診当日に生理の人は受診できず、妊娠中や妊娠の可能性のある人は個別検診で受ける。勤め先などで受ける機会のある人は対象外。(2026年10月26日確認)貝塚市「子宮がん検診(健康推進課)」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
熊取町無料/2年度に1回熊取町の子宮頸がん検診は、検診当日の年齢が満20歳以上の女性(熊取町民)が対象で、受診間隔は2年度に1回。内容は問診・視診・子宮頸部細胞診・内診。集団検診(熊取ふれあいセンターでのバス検診、費用無料)と、協力医療機関での個別検診(頸部は無料、子宮体部検査も受けた場合は600円)で受けられる。個別検診の協力医療機関は町内のほか貝塚市・泉佐野市・泉南市・阪南市の医療機関と大阪がん循環器病予防センター。集団検診はがん検診等Web予約システム、電話(072-452-6285)、健康・いきいき高齢課窓口で事前予約が必要で、今後の日程は11月25日(水曜日)午前・11月26日(木曜日)午後、2027年1月14日(木曜日)午前・2月8日(月曜日)午後。月経中の人は受診を控えるよう案内。個別検診は大阪がん循環器病予防センター以外は医療機関へ直接申し込む。持ち物は健康手帳(個別検診はマイナ保険証または資格確認書も)。(2026年10月26日確認)熊取町「子宮頸がん検診」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
泉佐野市800円/前年度の受診者は対象外泉佐野市の子宮がん検診は、泉佐野市に住民票がある20歳以上の女性が対象で、前年度の受診者は対象外。内容は問診・細胞診・内診(体部検査は医師の判断による対象者のみ)。自己負担金は頸部のみ800円、頸部と体部1,500円(集団検診は頸部のみ)。集団検診と個別検診(各医療機関に直接申込み)で受けられ、市外の阪南市・泉南市・熊取町・貝塚市の医療機関でも受けられる。生活保護世帯、世帯全員が市民税非課税の世帯(事前に健康推進課で自己負担金免除券の発行が必要)、後期高齢者(検診当日にマイナ保険証または資格確認書等を提示)は自己負担金の減免制度がある。平成17年4月2日〜平成18年4月1日生まれの人には、令和8年5月頃に無料クーポン券を送付。大阪がん循環器病予防センターで受ける場合は、事前に健康推進課の窓口で手続きが必要。妊娠中の人は集団検診ではなく指定医療機関に相談するよう案内。(2026年10月26日確認)泉佐野市「子宮がん検診」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
田尻町500円/2年度につき1回田尻町の子宮頸がん検診は、20歳以上(年度末年齢)の女性が対象で、2年度につき1回。内容は問診・内診・細胞診で、費用は500円。集団健診(たじりふれ愛センター)と個別健診(指定医療機関)で受けられる。大阪がん循環器病予防センターでの5がんセット検診(女性2,100円、子宮がん検診は20歳以上。受診券が必要)でも受けられ、セットではなく1つだけの受診も可能。受診日当日に70歳以上の人と、65歳以上で後期高齢者医療制度の対象の人は、検診当日にマイナ保険証等を持参すると費用が免除。住民税非課税世帯・被保護世帯の人は、健診当日までに健康課で申請が必要。保育つき健診もある(日程は町の「健康だより」)。(2026年10月26日確認)田尻町「健康診査」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
泉南市600円/2年度に1回泉南市の子宮頸がん検診は、20歳以上の女性市民が対象で、受診間隔は2年度に1回(昨年度(令和7年4月1日〜令和8年3月31日)に受診した人は今年度は受けられない)。内容は内診と子宮頸部細胞診検査で、費用は600円。集団検診(保健センター)と、指定医療機関での個別検診(直接申込み)、大阪がん循環器病予防センター(事前に保健センターへ申込み)で受けられる。集団検診では乳がん検診も同時に受けられる。受診日当日に70歳以上の人、住民税非課税世帯の人(4月1日以降に保健センターで免除証明書の手続きが必要)、生活保護受給の人は検診費用が無料。今後の集団検診は11月12日(木曜日)午後・12月15日(火曜日)午後・2027年2月4日(木曜日)午前・午後で、保健センター窓口・電話・スマート申請で申し込む(定員になり次第締切)。11月12日は無料の保育あり。(2026年10月26日確認)泉南市「子宮頸がん検診」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
阪南市500円(市国保は無料)/令和7年4月以降の受診者は対象外阪南市の子宮がん検診は、受診当日に20歳以上の女性住民が対象で、内容は問診・視診・内診・子宮頸部細胞診検査(保健センターでは子宮頸がん検診のみ。医療機関では必要と認められる人に子宮体がん検診も実施)。費用は子宮頸がん検診500円、委託医療機関で子宮体がんもあわせて受けた場合1,000円。阪南市国民健康保険の加入者は、マイナ保険証または資格確認書を持参すると各種がん検診が無料。ページの注釈では、マンモグラフィ・子宮がん検診について、令和7年4月以降に市の助成の検診を受けた人は受けられない。保健センターでの集団検診(予約制)と委託医療機関(令和8年4月〜令和9年3月末、直接申込み)で受けられる。生活保護世帯に属する人は無料(生活保護受給証明書の提示が必要)。保健センターでの今後の乳がん・子宮がん検診の受診日は2027年2月16日(火曜日)午後・3月14日(日曜日)午前午後。委託医療機関には直接申し込み、健康手帳と本人確認書類を持参する。(2026年10月26日確認)阪南市「乳がん検診・子宮がん検診」(新しいタブで開きます)2026年10月26日
岬町無料/2年に1回岬町は令和8年4月1日から、全ての検(健)診費用を無料にした。子宮がん検診は満20歳以上が対象で、内容は頸部細胞診、2年に1回の検診。町の各健診は4月から翌年3月までの間に、集団または個別健診のいずれかで1回受けられ、すべて予約制(集団健診は保健センター窓口または電話、個別健診は指定医療機関に直接申込み)。気になる症状がある場合は検診ではなく医療機関を受診するよう案内している。申込み・問い合わせは岬町立保健センター(072-492-2424)。詳しい日程は毎年4月に配布する「健康づくり日程表」で案内。(2026年10月26日確認)岬町「がん検診・健康診査」(新しいタブで開きます)2026年10月26日

制度の内容は変わることがあります。手続きの前に、お住まいの市町の公式サイトや窓口で最新の情報をご確認ください。

子宮頸がん検診(細胞診)の自己負担と受診間隔(令和8年度)の解説

国の考え方と確認した市町で同じ点

  • 厚生労働省の指針では、子宮頸がん検診は20歳以上の女性が対象で、子宮頸部の細胞診による検診は原則として2年に1回です。受診を特に推奨するのは20〜69歳です(厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」)
  • 令和6年4月1日から、要件を満たした市町村は、30歳以上の女性を対象に原則5年に1回のHPV検査単独法を導入できるようになりました。受診を特に推奨するのは30〜60歳です(厚生労働省「HPV検査単独法による子宮頸がん検診の導入」)
  • 12市町とも、20歳以上の女性を対象に、子宮頸部の細胞診による子宮頸がん検診を行っています。HPV検査単独法を行う旨の記載は、確認した12市町のページ・資料にありませんでした
  • 11市町は集団検診と医療機関での個別検診の両方を案内しています。和泉市のページに記載の申込先は、市内の実施医療機関です

市町で違う点

  • 自己負担額は、無料が熊取町・岬町、500円が高石市・泉大津市・忠岡町・岸和田市・田尻町・阪南市、600円が泉南市、700円が貝塚市、800円が泉佐野市、1,000円が和泉市です。阪南市は、市の国民健康保険の加入者を無料としています
  • 受診間隔は、泉大津市・忠岡町が年度に1回です。岸和田市・貝塚市は受診日に偶数年齢の人を対象に2年に1回、高石市は年度末年齢が偶数の人を基本に2年に1度、和泉市は令和9年3月31日時点で偶数年齢になる人を対象としています。熊取町・田尻町・泉南市は2年度に1回、岬町は2年に1回です。泉佐野市は前年度の受診者、阪南市は令和7年4月以降に市の助成の検診を受けた人を対象外としています
  • 子宮体部の検査もあわせて受ける場合の額(頸部と体部の合計)は、貝塚市・阪南市が1,000円、泉佐野市が1,500円、熊取町が600円(個別検診)です。泉大津市は頸部の500円に加えて体部に500円がかかります
  • 費用の免除の対象は市町で違います。70歳以上を免除としているのは貝塚市・田尻町・泉南市、後期高齢者医療の被保険者を免除・減免としているのは岸和田市・泉佐野市・田尻町(65歳以上の対象者)、市民税(住民税)非課税世帯を免除・減免としているのは岸和田市・貝塚市・泉佐野市・田尻町・泉南市です。生活保護の受給者・世帯の免除は、自己負担のある10市町のうち高石市・和泉市を除く8市町がページに書いています(高石市・和泉市は確認したページ・資料に記載なし)
  • 平成17年4月2日〜平成18年4月1日生まれの人(忠岡町は「年度末年齢21歳」と表記)に無料クーポン券(無料券)を送っていることを、泉大津市・忠岡町・和泉市・岸和田市・泉佐野市がページに書いています。高石市も、無料クーポン券を持っている人の受け方を案内しています

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