医療・健康
国民健康保険の特定健診の自己負担と受診期間(令和8年度)を泉州12市町で比較
大阪府泉州地域(大阪・泉州)12市町の国民健康保険(市町村国保)が令和8年度(2026年度)に行っている特定健診(特定健康診査、40〜74歳)について、自己負担額と受診期間、集団健診・個別健診の受け方を、各市町の公式ページで比べた表です。受診券の有効期限や、特定健診と同じ集団健診を受けられる年齢の広げ方も、ページの記載を確認しています。
情報確認日:
比べる基準
- 各市町の国民健康保険が公開している令和8年度(2026年4月〜2027年3月)の特定健診の案内から、自己負担額・受診期間・受け方を並べています
- セルの値は「自己負担|受診期間(受け方)」の形です。「集団」は保健センターなどでの集団健診、「個別」は医療機関での個別健診です
- 受診期間は、ページに書かれた個別健診の実施期間か受診券の有効期限です。終わりの日付が確認したページにない市町(高石市・泉佐野市・田尻町)は「期限の記載なし」、阪南市は「受診券の有効期限内」と書いています。期限がないという意味ではありません
- 和泉市は、特定健診の基本的な項目が無料です。集団健診は、令和8年度の案内PDFでは全員に市追加検査を行うため健診費用500円、集団健診のページでは費用を「無料」と表示しています(2026年11月1日確認)。表の値は案内PDFの記載によります
- 対象は各市町の国保加入者です。会社の健康保険など、ほかの医療保険に加入している人は加入先の保険者が実施すること、75歳以上は大阪府後期高齢者医療広域連合の健康診査の対象になることは、岸和田市・熊取町・泉佐野市・泉南市などのページの案内によります
- 熊取町(30歳から)・高石市(35〜39歳)・岬町(15歳以上)は、特定健診と同じ健診を国保加入者が受けられる年齢を市町のページで広げています。国の特定健診の対象(40〜74歳)とは別の、市町の取り組みです。詳細・注意点に載せています
- 受診の特典、2回目の受診や資格喪失後の受診の扱い、人間ドックとの関係は詳細・注意点に載せています
- 国の制度(40〜74歳が対象、年1回)は、厚生労働省の「特定健診・特定保健指導について」によります。自己負担・受診期間・受け方は各市町が決めて案内しています。内容は2026年11月1日に確認しました
国民健康保険の特定健診の自己負担と受診期間(令和8年度)の12市町比較表
| 市町 | 自己負担|受診期間(受け方) | 出典 | 確認日 |
|---|---|---|---|
| 高石市 | 無料|期限の記載なし(集団・個別)令和8年4月1日現在で高石市国保に加入している40〜74歳が対象(74歳は75歳の誕生日の前日まで)。費用は無料。集団健診(午前9時〜10時30分はインターネット・電話の予約枠、10時30分〜11時30分は当日枠)と、大阪府内の特定健康診査指定医療機関での個別健診。市のページでは、35〜39歳の高石市国保加入者も集団健診で受けられるとしている。受診券は5月中旬に発送。個別健診の実施日時は「受診前に各医療機関へ問い合わせ」とされ、受診期間の終わりの日付は確認したページに記載なし。集団健診の日程は画像の日程表で掲載(11月23日はアプラたかいし)。年度内に2回受診した場合と、健診日に国保の資格を喪失していた場合は健診料金の全額負担。持ち物は受診券と、保険証利用登録をしたマイナンバーカードか資格確認書。75歳の誕生日以降は大阪府後期高齢者医療広域連合の健康診査。2026年11月1日確認。 | 高石市「令和8年度国民健康保険特定健診・特定保健指導ご案内」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 泉大津市 | 無料|2027年3月31日まで(集団・個別)泉大津市国保に加入している40〜74歳が対象。費用は無料。保健センター・ホテルなどでの集団健診(事前予約制、がん検診と同時受診可)と、市内指定医療機関での個別健診(通年)。市の集団健診・市内指定医療機関では国の基本項目に加えて尿潜血・貧血・腎機能・心電図などを追加。受診券は4月中〜下旬に発送。受診券の有効期限は2027年3月31日。年度途中の加入者には受診券を随時発行。持ち物は受診券とマイナ保険証または資格確認書。2026年11月1日確認。 | 泉大津市「特定健康診査(市国保加入の方)」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 忠岡町 | 無料|2027年3月31日まで(集団・個別)忠岡町国保に加入している40〜74歳が受けられる。費用は無料(約8,000円の健診)。住民健診として、医療機関での個別健診(2026年5月11日〜2027年3月31日)と保健センターの集団健診(WEB・電話で予約)。受診券は毎年5月上旬に送付(緑色の封筒、令和8年度は水色の用紙)。住民健診のページでは、健診受診日に忠岡町に住民票があること、同一年度の各健診1回目であることを要件とし、年度内2回以上受診した場合の2回目以降は全額自己負担。受診券とマイナ保険証・資格確認書のいずれかを用意するよう案内。秋冬分の集団健診はWEB予約あり。2026年11月1日確認。 | 忠岡町「特定健診・特定保健指導について」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 和泉市 | 無料(集団は500円)|2027年3月31日まで(集団・個別)和泉市国保に加入している40〜74歳が対象(2027年3月31日までに40歳になる39歳も可)。特定健診の基本的な項目は無料。集団健診は、令和8年度の案内PDFでは全員に市追加検査(負担金一律500円)を行うため健診費用500円、集団健診のページでは費用を「無料」と表示(2026年11月1日確認)。市内医療機関での個別健診(2026年5月1日〜2027年3月31日)では、市追加検査を同時に受けられる。市外の大阪府医師会加盟医療機関でも受けられる場合がある。今年度内に特定健診(集団健診・人間ドックを含む)を2回以上受けたことが判明した場合は、2回目以降の健診費用を全額返還(受診券のご案内)。同一年度内に特定健康診査(集団健診)と人間ドックの両方は受けられない(集団健診のページ)。健診日に国保の資格を喪失していた場合は保険者(市)負担額を返還。集団健診は各日定員100名で、申込開始日から定員に達するまで受付。2027年1月分の申込開始は2026年12月8日。他の保険の人は各保険者へ問い合わせ。2026年11月1日確認。 | 和泉市「「特定健康診査」と「特定保健指導」について」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 岸和田市 | 無料|2027年3月31日まで(集団・個別)岸和田市国保に加入している40〜74歳が対象(妊産婦、施設入所中、6か月以上入院、長期不在の人は対象外)。医療機関での個別健診、保健センターや巡回健康診査の集団健診、人間ドックのいずれかで年度内に1回。実施期間は受診券が届いてから2027年3月31日まで。集団健診の案内(PDF)では特定健診の料金は無料。費用の「無料」は特定健診のページには記載がなく、集団健診の案内PDF(「特定健診の料金は無料」)による。年度内に2回以上の受診や、受診日以前に遡った国保の資格喪失が判明した場合は、助成額(特定健康診査で最大13,000円程度)を返還。持ち物は受診券とマイナ保険証または資格確認書。受診券は4月中旬から順次発送。4〜6月に75歳になる人には特定健診の受診券を送らず、後期高齢者医療健康診査の対象。集団健診は5月に抽選で受付し、6月以降は空きのある日程を電話で受付(案内PDF)。2026年11月1日確認。 | 岸和田市「特定健診を受けましょう」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 貝塚市 | 無料|2027年3月末まで(集団・個別)4月1日現在の貝塚市国保加入者のうち、年度内に40〜75歳に達する人が対象。自己負担額は無料。保健センター等の集団健診(予約制・定員になり次第締切)か、大阪府内の指定医療機関での個別健診のどちらかで年1回。受診券は5月上旬から5月末までに送付し、有効期限は3月末日(75歳到達者は誕生日の前日)。特定健診を受けた人に1,500円相当のQUOカードを進呈。受診当日は国保資格を確認できるもの(マイナ保険証等)と受診券の両方が必要。自己負担「無料」の記載は「特定健康診査の検査内容や受診方法について」(更新日2025年3月28日)。2026年11月1日確認。 | 貝塚市「特定健康診査・特定保健指導利用の流れ」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 熊取町 | 無料|2027年3月31日まで(集団・個別)熊取町国保加入者のうち40〜74歳が個別健診の対象。町のページでは、30歳(2027年3月31日時点)から74歳(健診当日満年齢)の熊取町国保加入者を集団健診の対象としている。費用は無料、1年度に1回。熊取ふれあいセンターの集団健診(事前予約制)と、大阪府内の協力医療機関での個別健診(受診券を受け取ったとき〜2027年3月31日)。国民健康保険事業の人間ドックとの併用はできない。持ち物は受診券、マイナ保険証または資格確認書、健康手帳など。冬季の集団健診(2027年2月8日〜10日)の予約開始は2026年11月19日(木)午前10時(Web予約は前日から)。心電図は、熊取町・泉佐野市・田尻町以外の医療機関では医師が必要と認めた場合のみ。75歳以上は大阪府後期高齢者医療広域連合の健康診査。2026年11月1日確認(ページに更新日の表示なし)。 | 熊取町「特定健診」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 泉佐野市 | 無料|期限の記載なし(集団・個別)40歳以上75歳未満の泉佐野市国保加入者が対象で、1年に1度無料で受診できる。受診券は5月中旬に発送(紛失時は国保年金課で再発行)。市の特定健診特設ウェブサイトから、指定医療機関での個別健診と、市が用意する健診会場での集団健診を案内。年度内に2回目以降受診した場合は全額自己負担。特定健康診査と人間ドックは同じ年度に両方は受けられない。社会保険の人は各保険者へ問い合わせ。受診期間の終わりの日付は確認したページに記載なし。集団・個別の区分は市のページからリンクする特定健診特設ウェブサイトの記載。2026年11月1日確認。 | 泉佐野市「特定健康診査を受けましょう!」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 田尻町 | 無料|期限の記載なし(集団・個別)40歳以上の田尻町国保加入者(年度末年齢)が対象で、費用は無料。集団健診(たじりふれ愛センター、予約専用ダイヤル・健康課窓口で申込み)か個別健診(指定医療機関へ直接予約)。特定健診とがん検診の同日受診ができ、保育つき健診もある。日程・申込期間・対象医療機関は「健康だより」(PDF)で案内。受診期間の終わりの日付は確認したページに記載なし。2026年11月1日確認。 | 田尻町「健康診査」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 泉南市 | 無料|2027年3月31日まで(集団・個別)泉南市国保に加入している40〜74歳が対象。費用は無料。保健センターの集団健診(電話・窓口・スマート申請で予約、先着順)と、医療機関での個別健診(受診券が届いてから2027年3月31日まで、今年度75歳になる人は誕生日の前日まで)。市独自に尿潜血・貧血・心電図を追加。受診券は5月末頃に送付。人間ドックを希望する人は特定健康診査を受けられない(人間ドックに特定健診の内容が含まれるため)。持ち物は受診券とマイナ保険証または資格確認書。泉南市国保以外の人は加入している医療保険者が実施主体、年内に75歳になる人には後期高齢者医療制度から受診券が届く。集団健診の日程は日程表(PDF)に掲載し、予約は電話・窓口・スマート申請(先着順)。2026年11月1日確認(ページに更新日の表示なし)。 | 泉南市「特定健康診査・特定保健指導について」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 阪南市 | 無料|受診券の有効期限内(集団・個別)令和8年4月1日現在で阪南市国保に加入している、年度内に40〜75歳になる人が対象。費用は無料(特定保健指導も無料)。保健センターでの集団健診(がん検診とのセット、申込みは5月7日締切の抽選)か、大阪府内の指定医療機関での個別健診。受診券は4月下旬に発送。受診は「同封の受診券の有効期限内」とされ、期限の日付は確認したページ・資料に記載なし。重複受診や資格喪失後に受診した場合は健診費用が全額自己負担(案内PDF)。保健センターでの集団健診は抽選で、申込みは5月7日17時15分に締め切られている。受診券とマイナ保険証・資格確認書のいずれかを持参。特定健診を受けた人に後日はんなん共通商品券3,000円分(保険料に未納がある場合は対象外)。2026年11月1日確認。 | 阪南市「阪南市 特定健康診査と特定保健指導のご案内」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
| 岬町 | 無料|2027年3月まで(集団・個別)40〜74歳の岬町国保加入者が対象。費用は無料(2026年4月1日から町の検(健)診費用はすべて無料)。4月から翌年3月までの間に、集団か個別健診のいずれかで1回。すべて予約制(集団は保健センターの窓口か電話、個別は指定医療機関へ直接)。町のページでは、15歳以上の岬町国保加入者と後期高齢者医療の対象者も特定健康診査の対象に挙げている。集団健診の今後の日程は町のページに掲載(2027年1月17日・2月2日、保健センター)。2026年6月1日から基本健康診査も個別で受診可能。2026年11月1日確認。 | 岬町「がん検診・健康診査」(新しいタブで開きます) | 2026年11月1日 |
制度の内容は変わることがあります。手続きの前に、お住まいの市町の公式サイトや窓口で最新の情報をご確認ください。
国民健康保険の特定健診の自己負担と受診期間(令和8年度)の解説
国の制度と確認した市町で同じ点
- 厚生労働省は、特定健診を、生活習慣病の予防のために40〜74歳の人を対象に、メタボリックシンドロームに着目して行う健診としています。1年に1度の受診を呼びかけ、生活習慣の改善が必要な人には特定保健指導を行います
- 特定健診は、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、医療保険者が実施します。市町の国保加入者は、住んでいる市町の国保が実施する特定健診を受けます
- 2024年度の特定健診の実施率は全体で61.5%、市町村国保は38.8%でした(厚生労働省「2024年度 特定健康診査・特定保健指導の実施状況」)。厚生労働省は2026年10月29日に特定保健指導の数値の訂正を公表しましたが、特定健診の実施率61.5%は訂正の概要に含まれていません
- 確認した12市町とも、国保加入者の特定健診(基本的な項目)を無料としています
市町で違う点
- 和泉市の集団健診は、令和8年度の案内PDFでは全員に市追加検査を行うため健診費用500円、集団健診のページでは費用を「無料」と表示しています(2026年11月1日確認)
- 受診期間は、2027年3月31日までが泉大津市・忠岡町・和泉市・岸和田市・熊取町・泉南市、3月末までが貝塚市、翌年3月までの年度内に1回が岬町です。阪南市は受診券の有効期限内とし、高石市・泉佐野市・田尻町は確認したページに終わりの日付の記載がありません
- 熊取町(30歳から)・高石市(35〜39歳)・岬町(15歳以上)は、特定健診と同じ健診を受けられる国保加入者の年齢を市町のページで広げています
- 特定健診を受けた人に、貝塚市は1,500円相当のQUOカード、阪南市ははんなん共通商品券3,000円分(保険料に未納がある場合は対象外)を案内しています
- 同じ年度の2回目の受診は、高石市・忠岡町・泉佐野市・阪南市が全額自己負担、和泉市が2回目以降の健診費用の全額返還、岸和田市が助成額の返還としています
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